浴室お風呂のシミ水垢掃除とクリーニング施工例

お風呂のシミを湿布で除去しようとして失敗して悪化させる人が最近多いです。

インターネットで「お風呂のシミの落とし方」と検索するとキッチンペーパー等を重曹や洗剤に浸したものをお風呂のシミに湿布する方法が紹介されている影響だと思いますが、お風呂のシミが落ちないどころか、かえって洗剤を湿布したことによるお風呂の変色で悪化してしまい弊社に相談される方が増えています。その方法で上手くいくこともあるかもしれませんが、失敗しても自己責任です。不可逆的に変色してしまうと修復は不可能です。ちなみにユニットバスの取扱説明書には洗剤は速やかに洗い流さないと変色変質する場合があると書いてあります。自己所有の部屋ならまだしも借りている賃貸物件でこの方法を試すのは危険です。やめた方が良いです。インターネットには無責任な「まとめサイト」や商品を売り込むための「口コミサイト」「アフィリエイトサイト」等がありますがすべてが真実とは限りません。何でもかんでもネットの情報を鵜呑みにするのはいかがなものでしょうか。

髪から滴る毛染め液の染料による浴槽のシミ

浴槽の喫水線のところにできるお風呂のシミもよくあるケースです。ほとんどの方は水垢湯垢だと思っているようですが、洗剤であらっても落ちないシミは毛染めの色移りなどによって染まっているケースがほとんどです。染料が浴槽の素材に浸透してしまっているので、洗剤であらうだけでは落ちません。力づくで擦れば傷が入るし洗剤をキッチンペーパー連れ沖などをするとバスタブが変色する可能性があります。変色するともとにの色には戻らなくなります。

下の写真は髪染め液・ヘアカラーによる初期の黒ずみです。この程度でも通常の洗剤では落ちないです。

ここまで濃く染まると、かなり研磨しないと綺麗にはなりません。

シミ抜き研磨掃除後にコーティングを施工すればある程度は防げますが、同じような入浴方法ではいずれまた染まります。

髪を染めている方はタオル等で頭を養生して入浴するか、入浴後は直ぐ湯を抜いて掃除する事をお勧めします。

ユニットバスの取扱説明書にも記載がありますが、本来は入浴後速やかに湯を抜いて掃除するのが正しい使用方法です。

浴室浴槽のシミ落とし水垢を除去して防汚コーティング施工事例

浴槽のシミや浴室の黄ばみは特に多いご相談です。浴室浴槽にできるシミや黄ばみはカビや石鹸カス湯垢水垢や経年劣化による素材の変色や髪染め液による変色などによってシミができます。入浴剤によっても下の写真のようにシミができてしまいます。最近インターネットのまとめサイトで「浴槽のシミの落とし方」と検索すると、洗剤等をキッチンペーパー等で長時間湿布する方法等が掲載されていますが、素人の方にはあまりお勧めできません。なぜかというと、洗剤等を湿布することによって浴槽の素材そのものが変質変色してしまいムラができてしまい、元に戻らなくなってしまって弊社に相談が寄せられるケースが多いからです。アルカリや酸性の物で不可逆的に変色してしまうと、ほぼ元には戻らなくなります。このことは、ユニットバスの取扱説明書にも記載されています。インターネットの情報がすべて正しいとは限りません。また、浴槽の経年劣化によりシミができるケースも多いのですが、この場合は素人の方には経年劣化の変色なのか単なる汚れなのかを見分けられない事が多いです。汚れだと思ってゴシゴシ擦ってしまって傷を入れてしまうと、浴槽にシミができやすくなってしまいます。経年劣化による変色の場合は擦っても削っても修復は困難です。メーカーの保障期間ならメーカーに相談しましょう。浴室浴槽のシミ落としはプロにまかせることをお勧めします。

下の写真は入浴剤で浴槽のシミができてしまった賃貸物件です。洗剤では落ちないので掃除屋さんはお手上げです。深く染まっている場合は弊社でも完全には修復不可能なケースもございます。

「ブラック岩塩入り入浴剤」を使用していたそうですが、借りている賃貸物件でこのような入浴剤を使い続けると、原状回復費用を請求される可能性があるのではないでしょうか。

浴槽シミ落とし掃除前　東京都

シミ抜き研磨してから浴槽防汚コーティングを施工しました。

浴槽シミ落としシクリーニング後　東京都

施工価格例　49000円税込み

入浴剤によるお風呂のシミや変色も非常に多いケースです。よくある一般的な「バ〇ク〇ン」でも染まることがあります。深く浸透してしまうと修復不可能な場合もございます。また、「ユニットバスの取り扱い説明書」にも使ってはいけない入浴剤等が記載されています。特に白いお風呂に色つきの入浴剤を使用する場合は入浴後にすぐ湯を抜いて掃除するなどの注意が必要です。できればバスタブと同じ色か無色透明なものを使用したほうが無難です。油分や硫黄入りの入浴剤はプラスチックの変色やシミの原因になります。

下の写真は掃除不足による浴室床のシミです。もらいサビ水垢湯垢せっけんカスやカビ等で黒ずんでいます。経年劣化の変色がなければ、しっかり風呂掃除＋コーティングを施工すれば清潔感のある美しい浴室に原状回復が可能です。

浴室のシミオトシ掃除前　東京都

浴室床のシミが酷い状態です。

浴室シミ落としクリーニング後　東京都

研磨掃除してからお風呂コーティングを施工しました。

施工価格例　95000円税込み

浴室の床は特に汚れやすくて、しかも目立つ箇所です。風呂掃除＋コーティングでシミ予防しておけば今後の原状回復も容易になります。また内見者の印象も良いでしょう。

下の写真はせっけんカス水垢湯垢にカビが繁殖してしまって黒ずんでいます。カビを長期間放置すると素材にカビの色素が深く浸透してしまいシミが落ちなくなってしまいます。そうなるとユニット全交換や浴室用シートを貼るなどしなければならなくなり、原状回復費用がかさみます。こうなる前に風呂掃除＋コーティングを施工しておくことをお勧めします。

浴室シミ落とし掃除前　東京都

水垢やカビでシミができてしまったユニットバス

浴室シミ落としクリーニング後東京都

研磨掃除＋コーティングで原状回復しました。

施工価格例　79800円税込み

風呂掃除＋コーティングで表面保護しておけばカビによるシミもある程度予防可能です。

浴室シミ落とし掃除前　東京都

下の写真のように目地のある床は目地の中に汚れが入り込んだまま固まってしまってシミができやすい床です。白いカルキなどもたまりやすいです。掃除もしにくいし掃除してもすぐよごれて黒ずむので防汚コーティングがお勧めです。

水垢やせっけんカス等でシミができてしまったユニットバス

掃除研磨してシミを落としてからシリコンのクリアーコートでコーティングしました。

塗装をしてしまうと凹凸の凸の部分の塗面がイスの足で削れて剥がれてしまいます。イスに座ったまま引きずってしまうからです。浴室用床材を貼るという方法もありますが、床材の厚みで床が高くなると脱衣所に水漏れしてしまう可能性が考えられます。防汚コートでコーティングするのが一番無難かと思います。

浴室シミ落としクリーニング後　東京都

施工価格例　49000円税込み

浴槽シミ落とし掃除前東京都

下の写真の浴槽は経年劣化で浴槽の表面が荒れてしまい、汚れが固着してしまってシミできています。清掃不足もシミの原因になりますが。強い力で硬い物で清掃しすぎると素材の表面が早く傷みやすくなり、シミが固着しやすくなります。クレンザーやメラニンスポンジなど研磨剤入りのものを使用すると浴槽の表面に傷が入り、その傷に汚れが入り込みます。それをまたクレンザーで擦って・・・という悪循環になります。

湯垢等でシミができたバスタブです。

浴槽シミ落としクリーニング後　東京都

掃除研磨してから浴槽コーティングしました。

施工価格例　55000円税込み

掃除＋コーティング施工後は市販の洗剤で軽く洗うだけで綺麗になります。擦り傷ができにくくなるので、シミもできにくくなります。

バスタブシミ落とし掃除前　東京都

下の写真は汚れを長期間放置してしまってシミができた浴槽です。使いっぱなしで掃除をしないとこうなります。長期間放置したカビはカビの色素が浸透してしまい修復が困難になります。こうなる前に掃除＋コーティングしておきましょう。

湯垢やカビでシミができてしまったバスタブです。

バスタブシミ落としクリーニング後　東京都

掃除研磨してからクリアーコートで原状回復しました。

施工価格　49000円税込み

汚れが酷いからといって早まってユニット全交換するのはもったいないです。壊れていなければまだまだ使用可能です。

バスタブしみ落とし掃除前　東京都

湯垢やせっけんカスでシミができてしまった浴槽です。

バスタブシミ落としクリーニング後　東京都

ユニットバス全体を掃除研磨してから防汚コーティングしました。

施工価格例　49000円税込み

バスタブシミ落とし掃除前　東京都

下の写真のように喫水線に一周回ってできているシミもよくあるケースです。

これは単なる湯垢水垢ではありません。美容院等で毛染め白髪染めをしている方が入浴すると、頭からポタポタ水滴や汗と一緒に髪染め液の染料がしたたり落ちます。したたり落ちた微量の染料は肉眼ではみえませんがバスタブの水面に浮きます。髪染め液の染料は髪が良く染まるように、相当浸透力の強い薬品が使われています。水面に染料の浮いた湯水を一晩溜めると、溜めている間にバスタブの素材に毛染めの染料が浸透します。一日では染まらなくても毎日の積み重ねで気付いた時にはもう洗剤等では落ちないほど染まってしまいます。

喫水線のあたりによくできる浴槽のシミは毛染めしている人の髪から滴り落ちて浴槽に浸透してできます。

バスタブシミ落としクリーニング後　東京都

毛染め液は洗剤では落ちませんのでシミ抜き研磨クリーニングしてから防汚コーティングをします。

施工価格例　52000円税込み

髪の毛を染めている人は頭にタオルを巻いて入浴するか、入浴後すぐ湯を抜いて掃除するなどきを付けないと浴槽にシミができてしまいます。

浴室シミ落とし掃除前　東京都

カビやせっけんカス等でシミができたユニットバス

浴室シミ落としクリーニング後東京都

掃除研磨してからクリアーの防汚コーティングで原状回復しました。

施工価格例　88000円税込み

浴槽シミ落とし掃除前　東京都

毛染めしている人が入浴中にしたたり落ちる毛染めの色が浸透してできる浴槽のシミです。

浴槽シミ落としクリーニング後　東京都

通常の洗剤では落ちないのでシミ抜きクリーニング研磨後にクリアーコートでコーティングします。

施工価格例　52000円税込み

浴槽のシミ落とし掃除前　東京都

浴槽のシミ落としクリーニング後東京都

バスタブのシミ落とし掃除前東京都

浴槽のシミ落としクリーニング後東京都

バスタブのシミ落とし掃除前東京都

バスタブのシミ落としクリーニング後東京都

お風呂のシミ落とし掃除前　東京都

浴槽のシミ落としクリーニング後東京都

浴槽のシミには落ちない黒ずみもある

浴槽のシミには、落とせる黒ずみと落とせない黒ずみがあります。

例えば下の写真の浴槽は底面にモヤモヤした模様のようなシミができています。汚れのようにも見えますが、良く見てみるとＦＲＰ浴槽の素材自体が変色しているのが分かります。これを磨いたり削ったりしても、この黒ずみはなくなりません。新品の時には黒ずんでなかったのに、早い場合は新品に交換して1年位で変色する場合があります。同じメーカーさんの同じ型式のユニットでも変色する物としない物があります。使用方法や使用頻度にもよるかと思いますが、いくらなんでも1年は早いように思います。メーカーさんのクオリティーの個体差なのでしょうか。ただ、メーカー保障期間の場合はメーカーのサービスセンターに相談すれば対応してもらえるでしょう。

バスタブの底面が黒ずみでムラになっています。また、喫水線の所で浴槽の色が２色に分かれています。お湯の温度の影響も当然あると思います。

一見すると汚れのように見えますが、顔を近づけてよく見るとこの黒ずみは汚れではないのが分かります。

ＦＲＰプラスチックは経年劣化による変色で黒ずみが起こる場合があります。

素材の中から変色しているので、この黒ずみは削っても無くなりません。

これを汚れだと思ってクレンザーやメラニンスポンジ等で擦ってしまうと、表面に傷が入ってしまい、その傷に汚れが入り込んで黒ずみやすくなってしまいます。

これを修復するにはバスタブ交換をするか浴室塗装の専門業者に塗装してもらうしかありませんが、浴槽だけ交換できないユニットバスがほとんどなので全交換となると40万以上かかるケースが多いです。塗装にしても専門業者に依頼するとバスタブだけでも10万円位はかかりますし、実績のある熟練の職人に依頼しないと後々塗膜の剥げなどのトラブルもあると聞きます。信頼のある塗装屋さんを選びましょう。

カビを長期間放置した跡の浴室お風呂のシミ落とし掃除

カビを長期間放置するとカビの色素が素材の深い所まで浸透してシミになってしまいます。カビの浸透が浅ければカビ除去剤を併用しながら研磨して綺麗になる場合もありますが、浸透が深い場合はカビのシミは薄くはなっても完全には消えない場合がございます。特にユニットバスの塩ビ壁面パネルや天井は薄いので、研磨できても0.3ミリ位しか研磨できません。完全にシミを無くすには浴室用シートやパネルを貼るかユニット交換するかの選択になります。シミがごく小さい物の場合はリペアー業者さんにピンポイントで塗装してもらう方法もあります。しかしピンポイントで塗装してもらうにしても数万円の費用はかかりますから、カビが生えないように予め防汚コーティングを施工しておくことをお勧めします。

カビ取り剤を使用してみて完全に落ちない壁面パネルのカビのシミは研磨しても完全に消えない可能性が大きいです。